最近、よく耳にする「ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」ですが、オーストラリアでは使えるのでしょうか?
また、そもそも
- ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)って何?
- 使える国は?
- どこで申請するの?
- 費用・期限・発行日数は?
- 即日発行できる?
などなど気になることもたくさんありますよね。
そこで今回は、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)について詳しく解説したいと思います!
オーストラリアに留学や旅行等で行く予定のある方はぜひ参考にしてみてください。
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)とは?
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)とは、新型コロナウィルスなどのワクチンを摂取したという証明書です。
日本では現在、海外渡航用に新型コロナウイルスワクチン接種証明書として発行しており、ファイザーもしくはモデルナのワクチンを2回摂取している人が申請できるようになっています。
とはいえ、海外に行くためにこのワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)が必須ということではありません。
あくまでワクチンパスポートがあると、入国をする際にコロナ関連の検査や隔離などが免除されるなどの「優遇措置」を受けられる場合があるということです。
たとえば、フランスでは入国の際にワクチンパスポートを提示すると、出発72時間前以内のPCR検査による陰性証明書の提示をしなくてもすみます。
これはありがたいですね!
ちなみに、2021年9月時点で、日本のワクチンパスポートは「紙面」のみの発行になります。
オンライン発行は?
世界のワクチンパスポートは、オンラインが主流になっています。
日本政府も遅ればせながら2021年12月にもオンラインで発行する方針で動いているようです。
スマートフォンでQRコードを表示する仕組みを想定しているとのことなので便利になっていいですね。
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)使える国
新型コロナワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)が使用可能な国・地域は、外務省によると30以上あります。
それぞれの国・地域の詳細(免除・緩和の具体的な措置)について確認したい方は「外務省公式ページ」から詳細をチェックすることができます。
⇒海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧【外務省・海外安全ページ】
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)はオーストラリアで使える?
現時点では、外務省の「日本のワクチンパスポートが使える国・地域の一覧」にオーストラリアはありません。
ですが、今後追加される可能性はあると思うので、気になる方は外務省の公式サイトを時折チェックしておくといいですね。
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)よくある質問
ここからは、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)に関する疑問を「よくある質問」としてまとめてみます。
必要書類は?
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の取得に必要な書類は、以下のとおりです。
- 申請書*
- 海外渡航時に有効なパスポート
- 接種券のうち「予診のみ」部分
- 接種済証又は接種記録書
*申請書は各市町村で用意されているものを使います。
「申請方法」は、各自治体によって「郵送のみ」「電子申請のみ」「窓口のみ」など異なります。
ご自身が住んでいる市町村にお問い合わせください。
「ワクチンパスポート 住んでいる市町村名」で検索すると出てきますよ~。
費用は?
気になる「費用」ですが、申請料は「無料」です。
有効期限は?
ワクチン接種を受けた事実を証明するものであるため、有効期限は定められていません。
どこで発行される?
ワクチンの接種券を発行した市町村になります。
通常は、住民票のある市町村になるはずです。
発行日数は?
通常、申請後「1週間」程度で発行してくれます。
各市町村によって変わるので、お住いの市町村の公式ページまたは電話で問い合わせるといいですね。
即日発行はできる?
即日発行は、できる市町村とできない市町村があります。
お住まいの市町村の公式ページをチェック、または電話で問い合わせてみましょう。
さいごに
今回は、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)についてリサーチしてみました。
海外渡航にワクチンパスポートは必須ではありませんが、持っていると入国の際に検査や隔離の免除や緩和などを受けられることが分かりましたね。
現時点でオーストラリアへの入国の際に、日本のワクチンパスポートの使用は可能ではありませんが、将来的には必要になることも考えられます。
また情報をアップデートしていきたいと思います!